後期研修三年目 ひと回り大きくなったY先生 |
わずか三年間の時間ですが、その間に、新しい手術室が4室増えて、全部で10室となり、麻酔器、モニターが新しくなり、自動麻酔記録が導入され、エコーの器械が入り、吸入麻酔薬のデスフルランが導入され、応援医師を含めてですが、何よりも麻酔科医の数が増えて、当直制度も導入されるなど、ハードとソフトの両面での改革が進められてきました。
友あり遠方より来たる、また楽しからずや 片隅で麻酔の準備中のM先生がいちばん目立ってますよ |
Y先生は、今日応援に来ていただいていたK先生と同期で、顔見知りでした。偶然の再会に、お二人ともちょっと驚かれた様子でした。
見学の後、ちょうど導入が始まるM先生の麻酔のお手伝いまでして下さいました。
クリーンルームでのオペの前に 手洗いをするA先生 |
Y先生は、整形外科専攻医のA先生と一緒に、京都市立病院で初期研修をされました。四月の初めに、二人そろって卒後初めての研修を麻酔科でされていました。
まさに「友あり遠方より来たる、また楽しからずや」ですね。
ところで、先々週に引き続き、今週も腹臥位での食道のオペが入る予定になっています。そこで、腹臥位でも目や口元が観察できるように、と鏡付きの腹臥位用枕を試用することになりました。
腹臥位になると、枕で目を圧迫したり、挿管チューブがキンクしたりするおそれがあるので、顔の見える腹臥位枕は、麻酔管理をする上で助かりますね。
下に鏡が敷いてあり、患者さんの目元、口元が 確認できます。 |
今日のモデルさんは少し胴体が短かかったようですね |