先週は、Ts先生がお子さんと一緒に沖縄本島に旅行されました。今日は、先週西表島の離れ小島で休暇を過ごされたSm先生と沖縄を北の端までドライブしたナースのKkさんが、お土産を持ってきて下さいました。
Sm先生のお土産 めずらしいくんぺんという伝統菓子 |
Kkさんのお土産、雪塩ちんすこう ちんすこうにもいろんなバリエーションがありますね |
この暑い夏に、人はどうしてもっと暑い南の島をめざすのでしょうか?
自然を満喫するため、おいしいものを食べるため、名所旧蹟をたずねるため、買い物をするため、素敵な人と出会うため…人が旅をする理由はさまざまなようです。
サラリーマンの安居良基さんは、高校生のとき、校内模擬試験で出題された島の名前が分からず、「エロマンガ島」と解答用紙に書きました。返ってきた答案には、赤い字で、「ふざけるな!」と書いてあったそうです。その答案を持って、安居さんは、地理の先生のところへ行って、「この島が実在する」ことを地図を見せて説明しました。
(エロマンガ島は、ニューカレドニアの北にある、バヌアツ共和国南部にあります。)
エロマンガ(オーストラリア)に立つ安居良基さん (安居良基さんのホームページより) |
それから、安居さんは、珍しい地名に興味を持つようになりました。
スケベニンゲン(オランダ)、アホ(アメリカ合衆国)、キンタマーニ(インドネシア)、ぷに(ニュージーランド)、シリフケ(トルコ)、マルデアホ(アルゼンチン)等々。
そしてついには、サラリーマンになったとき、その、ちょっと変わった地名の場所に実際に出かけることを思いつきました。以来、13年間、実際に出向いた土地で地名と一緒に写真を撮り、ついには本まで出版してしまったのでした。
その名も『世界でもっとも阿呆な旅』(幻冬舎)。
かくのごとく、人が旅をする理由はさまざまなのです。
西山に沈む夕日 |
追記:今朝、子ツバメが亡くなりました。止まり木に乗ったまま、静かに息をひきとったようです。保護してから四日目の朝でした。エサが足りなかったのか、食べたものが悪かったのか…ついに空を舞うことなく、昇天しました。
野生の生き物を人が育てる難しさを思い知らされました。
顔が笑っているように見えたのが救いでした。 ほんのひとときでしたが、 ともに過ごせて楽しかったです。 ありがとう。合掌 |