どちらも夏を代表する花です。ひまわりは正面からの顔がいいですね。
赤いさるすべりの花は、青い空をバックにすると美しさが引き立つようです。
帰り道、偶然、斜めに走る夕焼け雲を見つけました。フレームをトリミングすると、まるで長方形の空を対角線で切って色分けしたようでした。
飛行機雲は、面の色分けはできませんが、さまざまな線分を引くことができます。
少し粗い線ですが、対角線を引くと…
長方形の上下の辺に平行線を引いて、長方形の面積を二等分すると…
今度は、電線で引いた二本の平行線の上に円を描いてみました。
雲に隠された一点から、上下に放射状に直線をたくさん引いてみると…
飛行機雲で思い出しましたが、東京からニューヨークまでの最短距離はどのようなルートになるでしょうか?
ふだん見慣れた地図(メルカトル図法)上では、最短距離は二つの点を結ぶ直線で示されるので、太平洋上を飛ぶのが短いように感じられますね。
上:メルカトル図法 下:正射図法 |
東京—ニューヨーク間の距離は、この二点を通る平面が球の中心を通るときに最も短くなるのです。
右図の下の線分は、この方向から見ると、ちょうど地球の中心と重なり合っています。メルカトル図法では、何だか間延びして見えますが、これが東京—ニューヨーク間の最短距離なのです。
定理:球面上の二点を結ぶ最短線は大円(中心を通る平面との切り口)の弧である。
今日のお土産