2013年5月22日水曜日

北海道では、まだ花見ができる!

 明日23日から日本麻酔科学会の学術集会が北海道札幌市で開催されます。
遠くの山には、まだ雪が…
ぼくは、一日早く札幌入りして、今日は北大医学部の麻酔科・手術室を見学して参りました。

 今年の北海道は、5月になっても雪が降るくらい春が遅かったようで、山には、まだ雪が残っていました。















札幌時計台の手前の木は桜です。
まだ、花が残っていました。
昨夕には月も出ていました。
そして、いつもは5月の連休明けには散ってしまうという桜が、市内のそこここでまだ散り初めくらいの状態で咲いていました。


  









北大構内のクラーク像の後ろにも
まだ桜が咲きほこっています。
北大構内の古河講堂の前には
鮮やかなピンクの桜が満開です。



















北海道庁旧本庁舎前の庭園に咲くチューリップ
さらに、花壇にはチューリップが!

 でも、季節は、大通公園でライラック祭りが開催される時期で、ところどころのライラックが紫色の可愛らしい花を咲かせていました。









大通公園に咲く可憐なライラックの花

 雪渓、桜にライラック…今は、何とも風流づくしの札幌です。

 北大の麻酔科・手術室見学では、H先生が手術室を案内して下さいました。

 北大は、1990年代初頭から自動麻酔記録の導入を試みていて、今では麻酔記録のデータベースを用いて、いろんな検索ができるようになっているとのことでした。麻酔科医局の奥にはサーバー室があって、コンピュータを管理する専門員が二名常駐されています。

 麻酔科の術前外来は、もうひとりのH先生の外来を見学させていただきました。
 翌週の手術の申し込みは、前週の木曜日の昼間に時間をとって、外科医、麻酔科医、手術室看護師が一同に介して次週の予定表を組んでいるとのことでした。そして、麻酔科の術前外来は、原則として前日に行っているそうです。

 見学の合間に病院内を歩いていたときに、温室を見つけました。中には、ランの花やブーゲンビリアが鮮やかに咲き、バナナの木までありました。
 北の国の患者さんにとって、南国の植物は癒しになっているようですね。