2013年5月20日月曜日

最北の地から来た研修医

 今日から、一年目の研修医の先生方は、次のローテーションに入ります。

麻酔導入の準備をK先生とともに行っている
I先生(左)
4月から麻酔科にローテートされていたI先生とY先生は、麻酔科/救命救急科という、半月ずつの研修が始まります。
 そして、麻酔科には、旭川医大出身のI先生が新たにローテートして来られました。彼女は、研修医の中では、最北の地から京都市立病院を研修先の病院として選んで来られました。







専攻医のM先生とナースのAさんに見つめられて
緊張しながら点滴確保するI先生
今日は、二年目のK先生とともに全麻症例を担当されましたが、夕方には、早くも緊急手術が入って、遅くまで残っておられました。

 どうぞよろしくお願いします。









 ところで、今日5月20日は、世界計量記念日(World Metrology Day)。「メートル条約」締結125周年を記念して、2000年から実施されているそうです。それにちなんで、単位の話を少しだけ…。

 挿管チューブの7.5だとか8.0だとかいうサイズの単位はmm(ミリメートル)ですが、これは、気管チューブの内径を表しています。
 これに対して、分離肺換気のときに用いるダブルルーメンチューブや、気管内吸引で使うサクションチューブの場合には、Fr(フレンチ)という単位が用いられています。このFrは、管の内径ではなく、外径を表しています。たとえば、37Frのダブルルーメンチューブだとか、14Frの気管内吸引チューブと言う場合、管の外径のことを表しています。
 ところで、Frという単位は、実感としてピンときませんね。馴染みのあるmm(ミリメートル)に換算するには、mm = Fr / 3という換算式で概算できます。すなわち、37Frのダブルルーメンチューブは、外径が37÷3で約12.3 mm、14Frの気管内吸引チューブだと、14÷3で、外径が約4.7 mmということになります。

 日ごろ、現場では、慣れからついつい単位をつけずにコミュニケーションをとりがちですが、ときに立ち止まって単位を気にかけることも大事なことだと思われます。