2013年4月1日月曜日

手術室の花も満開だっ!

 今日からいよいよ新年度がスタートしました。
 新しく来られた先生方は、スタッフも研修医も専攻医も、みな病院全体のオリエンテーションを受けなければならないので、手術室はやや手薄状態でした。しかし、外科サイドも事情は同様なので、何とか均衡はとれていたようです。

2年目研修医のK先生


 しかしながら、今日から新しくパートで来られるH先生や、水曜日からパートで来られるM先生が見学にみえたのでオリエンテーションをしたり、お昼を食べに、オリエンテーションの合間に医員室にT先生が現れたり、オリエンテーションを終えた麻酔科スタッフのE先生や専攻医のA先生やM先生に術前診察の仕方を手取り足取り伝授していたので、てんやわんやの一日となってしまいました。


今月から応援に来ていただくH先生

専攻医の先生方は、オリエンテーションの後なので
スーツ姿で登場

  それにしても、麻酔科にこれだけ大勢の先生方が往来するのは、実に壮観でした。手術室の中も花が満開になったような感じです。

 さて、ドレーゲルの麻酔器Fabius Tiroの二酸化炭素吸着剤(ソーダライム)が術中に疲弊してきたので交換したときの話です。
 古くなったチャンバーをはずして新しいものに取り替えるのに、10秒もかかっていなかったと思われるのですが、ベンチレーターを作動させながらだと、やはり少しリークを生じます。酸素濃度はさほど下がらないのですが、沸点の低いデスフルランは、3.85%から一気に1.30%まで下がってしまいます。その後、低流量(総流量1㍑/分)なので、もとの濃度に復帰するまで一定時間がかかりました。
ソーダライム
取り替え前
ソーダライム
取り替え後




 つまり、ソーダライムの取り替えの際には、デスフルラン濃度が低下して、麻酔深度が浅くなるリスクがあるわけです。








 ところで、京都市立病院では、新年度から看護師さんたちの被服も更新されました。
 色とりどりのスクラブは、洗い替えの誰もが使えるユニフォームですが、個人に貸与される看服は、ピンクあるいはブルーのアクセントをあしらったデザインになりました。
新しい看服で、はいポーズ!
新デザインの看服で
気分も一新

 今日のお土産。
 今日から勤務される常勤医のT先生からは、[GRAMERCY] NEW YORKのStrawberry Cheese Cakeの詰め合わせを、見学に見えたM先生からは、京都の阿闍梨餅(あじゃりもち)をいただきました。
毎週金曜日にパートで来られる
T先生からヨックモックの
お菓子をいただきました
 先週紹介し忘れたお菓子とともに、今日の麻酔科医員室は、目下たくさんのお菓子であふれかえっています。
 みなさま、ありがとうございます。
退職されたTさんから
いただいたあられ菓子



 

T先生からいただいた
グラマシーニューヨークの
ストロベリーチーズケーキ
ニューヨークチーズケーキ
ニューヨークブラウニー
の詰め合わせ
M先生からいただいた阿闍梨餅