2013年4月26日金曜日

病院で誕生日を迎えるということは

 今日は、研修医一年目のY先生の誕生日でした。

 人は誰もが一年に一度誕生日を迎えるものです。(うるう年の2月29日生まれの人は四年に一度の誕生日ですが…)
 病院に入院中の患者さんが、時として入院中に誕生日を迎えることがあります。さらに、その患者さんの誕生日が手術日になったりすることも稀にあります。
 手術室に入られた患者さんのカルテを見ていて、その日が患者さんの誕生日であると分かったときには、思わず「おめでとうございます」と言ってしまいますが、考えてみれば場違いな言葉ですね。


 いずれにしても、誕生日はめでたいので、今日はケーキを買って、夕方にお祝いをしました。でも、Y先生は、長時間オペについたので、お祝いの後もお仕事を続けておられました。
 
 長い人生、こんな誕生日があっても、よい想い出となるかもしれませんよ、Y先生。







 今日のお土産。

 いつも金曜日に来て下さっているO先生が、先日ベルギーのブリュッセルで開催された集中治療医学の国際学会に参加されたときのお土産を持ってきて下さいました。




一段目
二段目


 いろいろなチョコレートが三段重ねで、「無造作に」箱詰めされていました。
 日本では見かけないようなパッケージの仕方でした。
 味は文句なし。

さすが、チョコレートの本場、ベルギーのチョコレートでした。

三段目

 デザイン的に目をひいたのは、三段目の中央におかれたチョコレートでした。
 A部長によれば、これは数学の公式の一部なのだとか…
 O先生、ありがとうございました。

 ケーキとお菓子の話ばかりで盛り上がってしまいましたが、今日は、はるばる静岡の伊豆半島から、M先生が京都市立病院麻酔科を見学に来られました。誕生パーティあり、ベルギーのチョコありで、きっとびっくりされたのではないでしょうか?

 また、本日は、自動麻酔記録装置の改善のためのカンファレンスを業者と一緒に、約1時間かけて行いました。やはり、実際に使ってみると、ああした方がいい、こうした方がいい、という声が上がってくるものです。
 勝手な要求ばかりしているようでも、こうしたエンドユーザーの声は、次のよりよい製品へのヒントになるに違いありません。