2013年3月7日木曜日

坐骨神経自己描出法

くーすくーすのディスプレイにも春の陽射しが…
西大路四条を東へ少し入ったところに、くーすくーすというレストランがあります。この店の前にあるショウウィンドウのディスプレイに、暖かな春の陽射しがさしこんでいました。










一見昼寝をしているように見えますが、
右手に注目!
坐骨神経自己描出中です


 今日は、仕事の合間に、F先生がエコーでご自身の坐骨神経を描出されていました。回復室にあるベッドに横たわり、臀部を露出してエコーのプロ—べを当て、坐骨神経を探しておられました。

 坐骨神経だけでなく、大腿神経や閉鎖神経などは微妙な位置にあるので、描出の練習をしようにも、なかなかボランティアを募りにくいもの。自分の体を使っても、本人は真剣ではあるけれども周囲から見るとちょっと滑稽に見えてしまいます。

 エコーに限らず、医療の手技は実際の体を使って行われるので、修得するまではどうしても患者さんにご迷惑をおかけする場合もあります。そこで仲間内で練習し合ったりすることもあるわけです。

 医師に成り立ての研修医時代、留置針を使って小児の点滴がなかなかとれなかったときに、上級医のS先生が、ご自身の手を出して、わたくしに留置針の入れ方を指導して下さったことを今でもときどき思い出します。
 留置針で血管確保することに比べればエコーは非侵襲的な手技なので、F先生のために尻を貸してあげるのも指導医の務めかもしれませんね。


バームクーヘンのラスク
帰りに、家への土産にバームクーヘンのラスクというのを買って帰りました。
 ラスクというのは、もともとは少々固くなったパンを薄く切ったものにマーガリンを塗って、それを砂糖にまぶして、低温(110度くらい)のオーブンで焼成したもの。
 最近は、残り物をラスクにしたのではなく、ラスクそのものがれっきとした菓子として売られています。しかもけっこう高級菓子として。
 バームクーヘンを使ったラスクは初めてでした。