2012年12月22日土曜日

渡り廊下の過ごし方

 京都市立病院の新棟を建設する間、本館と北館をつないでいた通路が使えなくなり、三倍くらい長い迂回路ができています。














 この長〜い迂回廊下の壁には、さまざまな絵や写真が飾られていて、廊下を行く人の目を楽しませています。









 写真は、職員が撮ったものをA3の大きさに拡大したもので、検査技師のMさんは、春は桜、夏は祇園祭に花火、秋はすすき冬は雪景色と、季節に合わせた写真を提供して下さっています。













 絵は、患者さんから提供していただいたものから、ナースのお父さんが描いた本格的な水彩画まであります。






 この蝶々の絵は、鉛筆による細密画です。最初は写真かと思っていましたが、鉛筆画だと分かったときは、その精巧さに驚きました。










 麻酔科の医員室にも一枚の油絵がかかっています。柔らかな春の青空を背景にした桜の絵です。この絵は、麻酔科スタッフのK先生が描いたものです。モニターやテキストだけの殺風景な部屋に、絵が一枚あるだけで、心が穏やかになりますね。