自宅の前のバス通りも、凍結こそしていませんでしたが、雪が積もっていました。
京都市立病院のあたりは、さすがに雪の量は少なかったのですが、昼頃までは雪がちらつく天気となりました。
病院の南駐車場の片隅にある白いサザンカの花ごしに、新棟の最上階が見通せました。
デスフルランの特徴として、
①MACが成人では6%と高い
②生体内での代謝率が0.02%と低い
③血液/ガス分配係数が0.424と小さい
の三つがあげられます。
③から、デスフルランは麻酔の導入、覚醒が早く、覚める直前まで高濃度でデスフルランを流していても5分以内に覚めてしまいます。
また、②から、肝腎機能の低下した患者さんでも安心して使えます。
ただ、①から、高流量でデスフルランを使うと、消費量が増えてしまうので、低流量麻酔をこころがけるのがよいようです。
さらに、デスフルランは、気道刺激性が強いので、セボフルランのように、緩徐導入には向きません。
今日の症例では、プロポフォール、フェンタニルそれにロクロニウムで導入し、挿管した直後からデスフルランを投与開始していました。
今日は、京都市立病院唯一の売店で昼の弁当とお菓子を買ったところ、偶然、合計が777円というラッキーセブンになりました。何かいいことがあるかとワクワクしていましたが、先週末に埼玉県大宮で開催された、日本産科麻酔学会に出席された、ドクターNのお土産の黒糖バームクーヘンをおやつにいただきました。とてもおいしかったので、きっとこれがいいことだったのかも。