家を出ると西山が白くなっていていました。
公園の植草も凍った雪におおわれて、別の植物のようになっていました。
京都市立病院の研修医室がある北館の6階の窓から眺めると、左大文字山の向こうに、北山が見えます。
目を東へ転ずると、大原あたりから手前、東北の角に比叡山がそびえています。
今朝は、頂上あたりにガスがかかっていました。
京都市内で一番高い山はと問うと、比叡山という答えが返ってきそうですが、実は一番高い山は、京都の西北の角に陣取っている愛宕山(あたごやま)なのです。
標高は、比叡山が848m、愛宕山が924mです。
さて、今日の「これを知ってるといばれる」は、このL字型の道具です。
このL型アームの名まえは何でしょう?
手術のときには、ここにシーツをかけて、術者の世界と麻酔科医の世界を隔てます。
これは、「リヒカ」と呼ばれています。「リヒカ」というのは、ドイツ語か何かの外国語のような響きをもっていますが、れっきとした日本語なのです。
漢字もあって、「離被架」と書きます。
「リヒカ」を漢字で書けたら、きっといばれると思います。でも、漢字検定には絶対出ないので、忘れても支障はありません。