2012年12月20日木曜日

手術室乾燥注意報発令!

最近、手術室に入ると、喉のあたりがイガイガしていました。吸入麻酔薬か何かを低濃度で吸っているときのような不快感です。研修医のK先生も、やたら口が渇く、と言っていました。


 どうやら、この原因は、室内の湿度によるものらしいです。

 今日の手術室の温度は、受付カウンターあたりで22.3℃、湿度は何と17%でした。どうりで静電気はパチパチするし、喉はカラカラになるわけです。
 
 なぜ、こんなに乾燥するのでしょうか?
 外は気温が低くなっています。気温が低いと大気中に含まれる水蒸気の絶対量は減ります。ところが、室内で気温が高くなると、大気中の水蒸気量は、もっと沢山存在できる余裕ができます。(飽和水蒸気圧が増えるので)ところが、手術室のように加湿器のない空間では、大気中の水蒸気量が相対的に少なくなるので、結果湿度は下がります。

 理屈はどうでもよいけれど、この乾燥度、何とかならないかしら?

 で、今日は潤いをもたせるために、手術室でともに働くナースの「自然な」姿を紹介します。
レビテーターを運ぶSさん。よいしょ、よいしょ。

電子カルテに記録するTさん。ニコッ

手術前の手洗い中のYさん。あ、カメラや
手術介助中のTさん。集中!
  ……と、みなさん、自然な姿をって言ったのに、ポーズを決めてくれました。
 ありがとうございました。