京都市西京区の桂坂あたりから東海道自然歩道に入り、嵐山方面に向かって歩いて行くと、途中で延々と続く竹やぶの中を歩けます。
ここでは、観光客にはほとんど出会いません。時おり、トレーニング中のマウンテンバイクを見かけて「こんな道を走るのか!」と驚かされることはありますが。
竹やぶ、で思い出すのが「竹やぶ焼けた」という回文です。回文というのは、始めから読んでも終わりから読んでも同じになる、意味のある文のこと。「イルカは軽い」「まさか、逆さま?」みたいなのです。「かつらが落下」は吃音を無視すればセーフ。
京都市立病院の近く、西院付近に、店名が回文になっている「わにのにわ」という喫茶店があります。ここの看板は絵まで「回文」になっています。
入ったことはないのですが、メニューも「イカと貝」というような回文なのでしょうか?イカスミスパゲティを注文して、注文が通らなかったときなんかは、「イカスミスパ、パスミスかい?」という回文で言い訳したりしているのかも。
術者側から見た胸腔鏡モニター |
手術室の中で回文はないかと探してみると…呼吸器外科が使っている胸腔鏡のモニター画面が「回文」になっていました。このモニターは、術者側で見ている映像が反対側の麻酔科サイドでも見ることができる設計になっています。
どちらから見ても同じ画面だから、「回文」みたいなものですね。
麻酔科サイドから見た胸腔鏡モニター |
肺切後のリークテストの際に、虚脱肺を再膨張させるときにリークの有無を麻酔科側のモニターで確認しながらできる、というメリットがあります。
しかし、移動用の車のついた架台を患者さんと麻酔器の間に通さなければならないことと吸引の際にスペースを取られているところが難点です。