2013年1月12日土曜日

朝焼け夕焼けビーフシチュー

 朝焼けと夕焼け、双方を見る日はそう多くはないのではないだろうか、と思いました。

 朝焼けは、早起きすると見ることができますが、夕焼けはたいてい手術室の中にいるので、見ることはかないません。休日には夕焼けを見ることはできますが、たまの休みだと思うと朝寝をしてしまうので、朝焼けの時間にはたいてい寝ています。

 でも、今日は朝焼けも夕焼けも見ることができました。

今朝の朝焼け

 今朝はきれいな朝焼けでした。雲が多い空でしたが、下から当たった太陽の光で、雲全体がオレンジ色に染まっていました。











国際日本文化研究センターにあるレストラン「赤おに」の入り口

 昼には、近所の国際日本文化研究センターにある「赤おに」というレストランで昼食をとりました。

 このレストランは、南極越冬隊の料理長として、二度南極に渡った経験のある北田克治さんが総料理長をされています。
 このレストラン「赤おに」には、南極越冬隊に出されたビーフシチューを再現したものがメニューにあります。
 その名もズバリ、
南極ビーフシチュー
これが食べかけの南極ビーフシチューなのだ。
食べている途中で写真を撮らねば、と思い立ったので、食べかけです。
肉塊はこんなのが三つも入っていました。
「赤おに」総料理長の北田克治さん


 シチューそのものに肉のうまみがしみ出していて、まさに肉の塊と呼ぶにふさわしいくらい大きな牛肉が、スプーンで簡単にほぐせるくらいに柔らかく煮込まれていました。
 極寒の南極では、これくらい濃厚なシチューでないと体が温まらないのでしょうね。














写真中央に見える奇妙な建物群が
国際日本文化研究センター
国際日本文化研究センターには、海外からも日本文化を研究している学者が訪れ、滞在しています。
 以前、最寄りのバス停で、バスを待っているイギリス人のおばさんと話をしたとき、江戸の文化だか何かを研究していると聞いて驚いたことがありました。

 センターには宿泊設備もあって、時おり窓の外の木に渡したロープに洗濯物が干してあったりもします。きっと長期滞在されている方なのでしょうね。





国際日本文化研究センター
右に見える建物の一階がレストラン「赤おに」

「赤おに」に続く階段で見つけた鬼たち

 夕方には、出がけからの帰り、桂川にかかる上野橋(かみのばし)で、夕焼けを見ることができました。川面に残照が映えて、西山の山の端が作るシルエットがきれいでした。

上野橋から桂川と西山を望む