2013年1月17日木曜日

京都市立病院ボランティア元年

 今日は、1995年の阪神大震災から18年目にあたります。阪神大震災では、学生を中心としたボランティア活動が活発化し、「日本のボランティア元年」と言われました。これをきっかけに、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化をはかる目的で、1995年12月の閣議で、1月17日を「防災とボランティアの日」とすることが決定されました。

病院ボランティア募集のポスター


 京都市立病院では、昨年より、ボランティアの募集が始まりました。
 病院でのボランティア元年ですね。現在は、外来での患者さんの案内でご活躍いただいています。







オレンジ色のエプロンをつけた京都市立病院のボランティア
黄色い服は警備員さん










 病院ボランティア先進国の聖路加国際病院では、カルテの記入までボランティアに任せているそうです。外来初診患者さんの病歴記載をボランティアに依頼すると医師やナースが書いたよりもずっと細かくて、気づかないことが書かれているとのことです。(渡邊一雄編著『病院が変わる ボランティアが変える』2001年[はる書房]







聖路加国際病院
10年ほど前に聖路加国際病院を訪問したときに、手術室の前で、予定患者さんの終了時間の案内をされていたのもボランティアの方でした。




左に見えるのがボランティアショップ







 1階には、ボランティアの方々が運営するショップもありました。



 病院のボランティアというのは、忙しい業務を肩代わりしてもらっているというような病院の下請けはありません。あくまで対等なパートナーシップを組むのがボランティアを始める前の基本条件だと言われています。(前著
 今後、病院ボランティアが増えて、京都市立病院での存在感が増していくことを期待しています。




 今日のお土産。
sucre(シュクル)のロールケーキ
F先生が竹屋町のsucre(シュクル)で、プレーン・ロールケーキを買ってきて下さいました。甘さを抑えた生クリームがたっぷり入っていました。
 ごちそうさまでした。