今週に入ってから、手術直前の予定手術のキャンセルが目立ってきました。
インフルエンザウィルス |
ノロウィルス |
昨年末からのノロウィルスの蔓延に加えて、1月半ばからインフルエンザの流行がめだってきました。院内でも外科病棟でインフルエンザが発生し、対応に大わらわです。近所の桂病院では、外科ドクターが次々にインフルエンザに苦しめられていると聞きました。
冬のこの季節、ノロとインフルエンザは、感染力が強いだけに、手術前の患者さんにとっては要注意です。
腰椎穿刺を施行する研修医のM先生と それを指導するM先生 |
研修医の先生にとっては、神経内科や小児科での脳脊髄液検査時の腰椎穿刺の手技にも通ずるものがありますし、全身麻酔と違って、患者さんの意識があるので、術中のケアという意味でも、患者さんの不安を軽減するようなコミュニケーションを修得する場でもあります。また、術中に患者さんに鎮静剤を投与した場合には、舌根沈下などで、気道が狭窄ないし閉塞することがあるので、SpO2が低下する前に、その変化に気づくというトレーニングにもなっています。