2013年1月21日月曜日

蒟蒻穿刺を試みて

 エコーを用いて、神経ブロックをする際に、平行法でアプローチしたとき、ブロック針を描出するのには、ある程度コツが必要です。超音波の捜査面に針が重なるようにプローべを固定するのですが、これがなかなかむずかしいのです。

今回の穿刺練習に用いたコンニャク
予算は147円でした。

  神経を見るだけなら、ボランティアの体でOKなのですが、針を刺すとなると、ボランティアを募るのもはばかられます。



 そこで、穿刺練習のために、コンニャク(蒟蒻)を買ってきました。コンニャクの本体は、エコーで見ると均一ではなく、輝度の高い部分がランダムに散らばる構造をしていました。23Gのカテラン針を用いて、研修医のM先生に平行法でのコンニャク穿刺をしてもらいました。

コンニャク穿刺を試みるドクターM






輝度の高い点を目ざして針を進めています























  散らばる輝度の高い点のひとつを選んで、そこを目標に針を進めてもらいましたが、けっこううまく行きました。


23Gのカテラン針がしっかり描出されています
針を抜いた後も輝度の高い奇跡が残りました



 ただ、このコンニャク穿刺トレーニングの難点は、
 ①針を抜いた後も、輝度の高い部分が残ってしまうこと
 ②コンニャクの匂いが周りに漂うこと 
 でした。








 今日のお土産はチーズクレープクッキー。
 ナースのKさんが週末にハウステンボスにイルミネーションを見に行ったお土産にいただきました。中空のシガレット状に巻かれたクレープ生地にほんのりチーズの味付けをしたお菓子でした。
 ありがとうございました。
ハウステンボスのお土産