2013年1月29日火曜日

階段室のナゾ

 今日は、新棟見学第二陣。
 怪しい「階段室」が話題になりました。

ナゾの階段室
手術室の東の端に、「階段室」と書かれた扉があります。開けてみると、確かに階段がありました。これはいったい何なのか?「階段」だけではいけないのだろうか?怪しい室だ、と話題になりました。

 調べてみると、建築で、「階段室」とは「階段だけが設けられた空間」を指していう言葉なのだそうです。確かに、扉の向こうは階段だけがある空間でした。

階段室には確かに階段がある…




















エッシャーの「階段家屋」
この「階段室」で思い出したのは、M.C.エッシャーの「階段家屋(House of Stairs)」でした。

 この絵には、歪んだ空間に張り巡らされた階段を上り下りする怪しげな「生き物?」が多数描かれています。

















学生時代に描いた絵
学生の頃に、この「階段家屋」の手法を真似て、大学の医学部のちょっと歪んだ姿を皮肉った絵を描いて、医学界新聞に投稿したことがありました。
 国試前だったにもかかわらず、二度描き直したのを覚えています。
















 今日のお土産。

ケーニヒス・クローネの「神戸に住んでるこぐま」
自らのそけいヘルニア手術のために休暇をとっていたN先生が、今日から復帰。
「ご迷惑をおかけしました」といって、持ってきて下さったのが、ケーニヒス・クローネの「神戸に住んでるこぐま」という名のクッキー。プレーンとココアのペア・ベアでした。
 ありがとうございました。


 

ミーマンのケーキ
さらに、夕方に、新棟の見学と明日の術前に来られたK先生が、京都市立病院の近所にあるMee Man(ミーマン)というケーキ屋さんのケーキを買ってきて下さいました。
 K先生は、飢えたる我らのために、ときどきケーキの差し入れをしてくださいます。
 いつもありがとうございます。