連休明けの今日は、たくさんのおみやげがありました。
Hn先生は、奥さまとフランスへご旅行されて、モン・ブランに登ってこられました。
Fm先生は、台風19号が迫る中、竹富島へご家族でご旅行されました。風は強かったそうですが、一度だけ雨にたたられただけで、無事に帰ってこられました。
Sm先生は、ご実家の愛媛に帰って、親孝行をして来られました。
ナースのKwさんは、ハウステンボスで、九州一と言われる花火大会を見物して来られました。
みなさま、どうもありがとうございました。
おみやげ、というのは英語ではsouvenirという単語をあてることがあります。しかし、このsouvenirは、「自分が訪れた土地を思い出すために買い求めた品物」という意味があり、自分自身に買ってくるものを指すようです。
日本では、おみやげというと、「しばらく休みをもらって旅行に行かせてもらって感謝してます」的発想から、職場や家族に買って帰る品物、という印象がありますね。手術室のようにスタッフが多い職場では、みんなにモレなく当たるように、と気をつかって、まず何個入りか、という個数が気になります。
みやげ物屋を物色する時間は、案外バカにならない気がします。 |
おみやげ用のお菓子の中には、その土地で作られたものではない場合が時々あるので、注意をしなければなりません。ぼくは、以前に福井県の恐竜博物館に行ったときに、恐竜の卵型のチョコレートを見つけて、これは面白そうだ、と思って手術室へのおみやげにしたことがありました。ところが、このチョコレート、裏に貼ってあったシールをよく読むと、製造されたのは何と病院のすぐ近く、西院あたりの製菓工場でした。職場の仲間に指摘されて、笑い話になりました。
海外旅行では、置物などをおみやげにするときには、よくよく確かめないと、裏にMade in Chinaという表示があったりするのです。以前に、ボストンで買ったミニチュアもそうでした…。
ボストンで買った紅茶カップとソーサーのミニチュア。 フリーダムトレイル沿いの名所を ソーサーに描いて、しゃれているなぁ〜… |
…と思って買い求めましたが、 日本に帰ってソーサーの裏を見ると 何と中国製でした。 |
買った品物が他府県製や中国製であっても、旅行に行った人が、職場や家族のことを忘れずにいて、おみやげを買ってきてくれたこと自体がうれしいですね。もらったおみやげをただ単にいただくだけではなくて、お礼の言葉とともに、「どうでした?」と、ひと声かけて、職場の和を保つきっかけにできるのが、おみやげの効用かもしれませんね。