2013年6月26日水曜日

器械のメンテは専門家に

 6月の後半になって、梅雨らしい天気が続いています。今日も朝から雨でした。
A先生「雨やのにうれしそうやなぁ」
ポケモン「ムニキュ〜」
A先生「あ、そう言うたら、あんた水タイプやったなぁ」
ポケモン「ムフゥ〜ン」


 手術室では、最近、術中血液回収装置やMEPやSSEPなどの神経刺激装置のほか、内視鏡手術関係のカメラモニターが増えてきて、いわゆる器械のメインテナンスが重要課題となりつつあります。こうした器械は、セッティングもさることながら、日ごろの点検いかんで、寿命が短くも長くもなるようです。
手術室内で作業をする臨床工学技士のIさん
頼りにしてまっせ

 こうした器械の保守管理を、臨床工学技士[かつてはME ( Medical Engineer)と呼ばれていましたが、最近はCE ( Clinical Engineer )と呼ばれることが多くなりました]さんが行って下さると、大いに助かります。人材に余裕があれば、手術室にも複数の臨床工学技士さんを配置できるのですが、京都市立病院には、まだまだそこまでの余裕がありません。
 それでもこの6月から、かつての回復室の一角に臨床工学技士さん用のスペースを設けて、手術室専任の臨床工学技士さんに「常駐」してもらう試みを始めました。
 秋には、手術支援ロボットのダヴィンチも導入される予定なので、手術室における臨床工学技士さんの需要はますます増えてくるものと思われます。
究極の手術支援ロボット見参!?