2013年6月25日火曜日

風立ちぬ 大國つる庵 アマテラス

 今日は、お土産の話から始めます…

 ナースのTさんは、島根県の看護短大を卒業されました。先週末は、その短大時代の同窓会が島根で開かれ、久しぶりに級友とおしゃべりを楽しまれました。
 麻酔科へのお土産には、「出雲ノ國 大國起」を持ってきて下さいました。
 ありがとうございました。

 このお菓子の箱の包装紙には、打ち出の小槌と米俵、それに「大國さま」が描かれています。でも、この大國さま、なんだか大黒天のようにも見えますね。
 七福神の大黒天は、厳密にはもともとインドの神さまです。出雲大社にまつられているのは、大国主命(オオクニヌシノミコト)なのです。でも、日本の神さまたちは寛大なので、大國と大黒、発音が似ていたために、いつの間にか一緒にされてしまったみたいです。
この大國さま、大黒さまに似ていますが、
どことなくつる庵のおじさんにも似ているような…

鏡の前で柏手を打つTさん?


 出雲大社は、縁結びの神さまとしても知られています。Tさんも良縁に恵まれるように、とお参りされたようです。

 ところで、今日は本館の空調設備の風量測定が昼前にありました。三人がかりで、大きな手製のフードと近代的な測定器を麻酔科医員室にもち込んで、風量測定をしていました。

 と、ちょうどそのとき、お昼にF先生が注文していた出前が届きました。
 例のだしの味がするつる庵のカツカレーライスでした。持ってきたのはいつものおじさん。
 顔を見て、「お、これは大國さまだ」と思いました。

「はい、ちょっとごめんよ」と、風量測定作業員の
傍らをすり抜ける大國さま
奇遇な出逢いに不思議な縁を感じた昼下がりでした。

 日本の神々と言えば、天照大神(アマテラスオオミカミ)がいました。今日は、はるばる香川から天照大神も来られました。

 Nさんは、香川大学医学部の6回生。学外実習で京都市立病院麻酔科にみえました。
 今週金曜日まで滞在されます。どうぞよろしく。
天照らす笑顔の素敵なNさん
いつになく、人形たちも嬉しそうですね。
今日は、さっそく、2年目研修医のK先生について、オペ室へ。

 曰く「以前に病院見学に来たときは、本館の手術室しか見ていませんでした。今日は、新館の手術室を見て、広さに感激しました」と。