2013年6月17日月曜日

冷やし中華か冷麺か

 今日も昼間は真夏の日ざし。病院本館の建物も暑さでゆがんで見えました。
京都市立病院本館とロータリーの風景
暑さで、建物がグニャリと傾いているように見えますね

 夕飯の出前に、志成園の「冷麺」を注文しました。ここの冷麺は、深めのガラス製丼に多めのタレにつかるような恰好で麺が盛られ、その上に、焼き豚、錦糸卵、キュウリとキャベツの千切り、それにワカメと缶詰のサクランボがトッピングされていました。

器のヘリに付いていた洋がらしはききました
関西では、この料理をふつう冷麺と呼んでいますが、他の地域では、この料理を「冷やし中華」と呼ぶようです。関西以外で「冷麺」というと、韓国の冷麺のことだと誤解されるそうです。

 食べものの地域差というのは、呼び方だけでなく、その内容についても思いのほか存在しているようです。
 関西では、カレーライスの肉といえば、牛肉が普通ですが、関東ではポークだそうです。同じ関西でも、大阪では、たこ焼きにキャベツは入れませんが、京都のたこ焼きにはキャベツが入っていることが多いようです。すき焼きに白菜を入れるか否かも地域によって差があるようです。
 関西では、薄く焼いた生地にキャベツや具をのせ、さらに焼きそば麺をのせて焼くお好み焼きを広島焼きと呼んでいますが、広島ではこれがふだんのお好み焼きで、溶いたお好み焼き粉にキャベツを混ぜる方を京風お好み焼きと呼んでいます。
 所変われば、名も品も変わるようですね。

右手のEとFの指を立てるとピースになりま〜す

 独特の食べものと言えば、愛知県も独特です。味噌カツ、天むす、きしめんは今や全国版ですね。
 現在二年目の麻酔科ローテーション中のK先生は、この愛知県出身です。大学時代からオーケストラ部でフルートを演奏されていて、今も時折コンサートで演奏されています。6月1日にも医者で構成されたオーケストラでのコンサートを終えたところです。
 来月には、地元に帰ってフルートの同門での発表会をされる予定です。


 今日のお土産


 ナースのKさんは、残念ながら今日が最後の出勤日となりました。6月いっぱいで退職されるのですが、有休消化でしばらく休みを取られます。7月からは老健施設で再スタートされるとか。新たな職場でも、ほがらかな笑顔で看護を続けて下さい。
 長らく、ありがとうございました。
Kさんの笑顔が素敵でした