2013年9月25日水曜日

秋の空はなぜ高いのか?

 日の出時は雲が少し広がっていました。でも、通勤時間には、すっかり雲がなくなり、空が突き抜けるように真っ青でした。

東雲を照らす朝日
真っ青な空。街灯の右の白い点は、月齢20.0の月

 「天高く馬肥ゆる秋」と言われますが、秋の空はどうして高く見えるのでしょうか?
 空が青く見えるのは、大気中にある分子で太陽光が散乱(四方八方に散らばること)されるとき、いちばん波長の短い青い光がもっとも散乱されやすく、私たちの眼に青い光が届くからです。
 大気中にホコリや水蒸気がたくさん含まれていると、光の波長とおなじくらいの物質にぶつかって散乱するので、ほかの波長の光もちらばって、白っぽく見えてしまうのだそうです。
ピンク・フロイドの
《ザ・ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン(1973年)》
太陽光の青い光がいちばん散乱されやすい。
でも、このアルバムを日本語では《狂気》と名づけたのは
なぜかしら?

 秋の大気は、大陸からの高気圧が張り出してきます。この大気は乾燥していて、大気中に含まれている水蒸気が少ないため、レイリー散乱がおきやすいのです。そのために、空が青く澄んで、高く突き抜けるように見えるのだそうです。

 さて、今日は、歯科大から医科研修に来られていたKz先生が最後の出勤日でした。昨年の9月から一年間、専攻医のAk先生とタグを組んで、オペ室の「龍虎」として活躍されました。今週の金曜日には、改めて送別会が催されますが、ひとまず、おつかれさまでした。そして、長らくありがとうございました。
Mk先生からお餞別にもらった
ゆずジュースをかかげるKz先生

 Kz先生から、藤岡、珈琲をいただきました。先日、Mw先生にいただいたバリィさんコーヒーと比べると、重厚感が違いますね。Kz先生によれば、この藤岡、珈琲は、大のコーヒー通の藤岡弘さんがチョイスした豆なのだそうです。藤岡さんは、水からこだわり、朝のコーヒーを淹れるために、わざわざ数時間かけて、富士山麓まで行って水を汲んでくるのだそうです。
わ、わたし負けてるかしら……(^^;)