昨夜は、午後から脳外科の緊急手術が入っていましたが、それが終わるのを待つかのように夜の11時過ぎから、外科の臨時手術が始まりました。当直ナースのGさんとYさんは、脳外科の室の片づけもそこそこに外科の準備を始めました。そして、手術が無事に終わって、患者さんがICUへ帰室したのが午前3時半。
そこから脳外と外科で使った室の片づけと器械類の洗浄をしていると、日勤ナースが出勤する時間になってしまい、結局この日の当直ナースは一睡もできませんでした。
麻酔科の当直はF先生。ふたつの臨時手術を終えて、F先生は医員室で少しばかり仮眠をとることができました。
みなさん、おつかれさまでした。
アメリカのブラスロックグループのシカゴに「長い夜」(1970年)という歌がありました。原題は、'25 or 6 to 4'(4時25、6分前)。昨夜の手術が終わったのは、まさにこんな時間でした。
シカゴの「長い夜」は、何とか眠ろうとせずに朝が来るのを待つ男のことが歌われていました。しかし、深夜の手術では、眠りたくても眠れない、つらい時間が過ぎていきます。
手術室で夜明けを迎え、窓の外に白んでいく空を見たときは、何とも言えない虚脱感を味わうものです。
マスクで換気するY先生(左) 「胃袋に空気を入れないようにね」とT先生。 |
一年目研修医のY先生は、今日はT先生の指導の下に、バッグ・マスクで換気をし、初めて気管挿管に挑戦しました。
夕方には、交代でお茶の時間をとることができました。今日のお菓子は、菓子職人のロールケーキ(プレーン)でした。スポンジケーキがメレンゲのように口の中で溶けてなくなるような柔らかさでした。