2014年1月9日木曜日

新記録:四列並列内視鏡下手術

 今日は、朝から内視鏡下の手術が四列並列で行われました。しかも、その内、二例はウロの後腹膜鏡下手術。四列同時並列内視鏡下手術は、たぶん初めてのことだと思います。
小児外科腹腔鏡グループ
消化器外科腹腔鏡グループ
泌尿器後腹膜鏡下第一グループ


泌尿器後腹膜鏡下第二グループ

 小児の腹腔鏡下そけいヘルニア根治術と腸切が外科、そして、褐色細胞腫とアルドステロン症の副腎腫瘍二例がウロのケースでした。Hn先生によれば、京大でも内視鏡下手術が四列並列で行われることはなかったとのことでした。

 新館ができて病棟が再編されてから、本館にあった3C病棟(元は感染症病棟でした)が、泌尿器科の病棟になっています。昨年秋にロボット支援手術が導入され、今日は後腹膜鏡下手術が初めて二列並列で行われ、目下3C病棟は、いちばんアクティビティの高い病棟のひとつかもしれませんね。
 
泌尿器科病棟の入り口

 上記の内視鏡下手術のうち、小児を除く三例の患者さんは、術後ICUへ搬送されます。新館の手術室とICUは直結していて、術後の患者さんを直接ICUに移動させることができます。(その逆に、ICUに入院した患者さんを直接手術室に移動させることも可能です)
ICUのナースカウンター



Et先生、いつも
ありがとうございます

 残念ながら、外科系ICUについては、麻酔科は現時点では全面的には責任をもってみておりません。今は、麻酔業務のかたわら、Et先生にICUを担当していただいています。Et先生は、いつも朝7時頃からICUの回診をして下さっています。