すると、カプノメータの吸気相に、呼吸の周期よりも短い周期の、ゆらゆらとした波が現れました。
緑のカプノメータの波形の吸気相に現れたゆらぎ |
走査速度を25mm/秒と心電図と同じにすると、 心拍数と同期していることが分かります。 |
これは、cardiogenic oscillation(心原性オシレーション)と呼ばれるもので、胸腔内で、心拍動によって、肺がリズミカルに振動することによって生じる波形です。心電図やパルスオキシメータの走査速度とカプノメータの走査速度が異なるので、同期しているようには見えませんが、ふたつの走査速度を同じにすると、カプノのゆらぎと心電図あるいはパルスオキシメータの波の周波数が一致していることが分かります。
さて、今日は五山の送り火。お盆のフィナーレです。
夕方の6時台。いつもだったら帰宅ラッシュで混雑する病院前の五条通ですが、今日の西行き車線はガラガラでした。
東へ向かう車は大文字の送り火見物に向かう車たちでしょうか?
五条通。京都市立病院前。 手前が西へ向かう車線。ガードレールの向こうが東行き。 |
お盆に帰ってきたご先祖の霊は、この五山の送り火をたよりにふたたび空へと帰って行きます。
午後8時過ぎ。最初に点火された右大文字 |