シリンジポンプを操るO先生 |
3年前、京都市立病院麻酔科へ研修に来られていましたが、今ではたよりになる存在です。大学院では、プレコンディショニングによる心筋保護の研究をされていました。今も、大学院生の指導を続けながらのお手伝いです。
新棟手術室の新設にあたって、現在の手術室も少し手を加えなければなりません。手術室の方は、一日も閉めることなく、継続はできそうなのですが、麻酔科医員室や看護師休憩室および男女更衣室に関しては、かなりの改装が必要となります。
その影響で、毎日供給されているヤカンのお茶のサービスが一時途絶えてしまいます。その間、麻酔科医員室と看護師休憩室にはポットの湯とお茶のティーバッグが配られる運びとなりました。
左手奥:旧世代のヤカン(在りし日の勇姿) |
で、いつも手術室に配られるお茶の入ったヤカンが話題になったのですが、わがA部長は、最近、このヤカンが変わっていたことにまったく気がついておられないことが判明しました。
前に使っていたヤカンの取っ手が壊れたか何かで廃棄され、新しいデザインのヤカンに変更されたのだと聞きました。
いまからひと月くらい前の話です。
新しいヤカン |
毎日見ていたはずの建物がなくなったときに、以前に何があったか思い出せないことをときどき経験します。これと同じような現象なのでしょうか?あるいは、単にA部長の物忘れ力が人一倍優れているだけなのでしょうか?
とまれ、新棟手術室になると、もうひとつ大きな変化になるのは、ガスのアウトレットのピンインデックスです。様式がまったく異なるので、旧式のパイピングが新棟手術室では使えなくなってしまいます。麻酔器は、新棟手術室に新しく4台入るので問題ありませんが、相互乗り入れをする際には変換アダプターが必要となるでしょう。
現行手術室のガスアウトレット |
新棟手術室のガスアウトレット |
さすがに、この変化は見過ごせませんね。