2013年3月4日月曜日

デスフルランの電源コードは要注意

今朝の日の出
今朝は、きれいな朝日をおがめましたが、夕方は雨になりました。

 3月に入って、日の出の位置がだいぶ北に寄ってきました。










二年目研修医のY先生。
よろしくお願いします。



 今日から、二年目研修医のY先生が来られました。恥ずかしがり屋なので、後姿だけ。












デスフルランの気化器と電源コード


 さて、デスフルランの気化器は、加温するために電源を必要とします。ドレーゲルのFabius Tiroもベンチレータを動かすために電源が必要なので、デスフルランを使用する際には麻酔器からはふたつの電源コードが出るかっこうになります。














底板がはずれた気化器
底板がついた本来の姿

 今日は、このデスフルランの電源コードに足がひっかかり、気化器の底板がはずれる「事故」が起きました。幸い、気化器の作動にはまったく問題はなかったのですが、これが、コンセント側でプラグが抜けた場合には、気化器に影響が出たかもしれません。

 Apolloでは、デスフルランの電源は、麻酔器本体から取れるために、麻酔器から二つの電源コードが出る心配はないのですが、Fabius Tiroではひと工夫がいるようです。たとえば、複数コンセントがついた延長コードを麻酔器の本体に取りつけ、ここから気化器と麻酔器の電源をとるようにすれば、麻酔器から出る電源コードは一本になります。
 新棟の手術室では、ガスと電源の供給が頭上のシーリングカラムから行えるので、足もとのコードに引っかかる心配はなさそうですが、現手術室では改善の余地がありそうです。

 今日のお土産。
 2月28日(木)〜3月2日(土)にかけて、長野県松本市で開催されていた、集中治療医学会に参加したA部長のお土産、「りんごの初恋」です。学会では、K先生がポスター発表されました。
 パイ生地のお菓子にホワイトチョコレートとリンゴのフレーバーをつけたクリームをコーティングしたやさしい味のお菓子でした。ありがとうございました。
松本のお土産「りんごの初恋」