2012年11月28日水曜日

気管挿管できたかどうかは、最初のひと呼吸で見極めよ!


 今朝の京都は、今年一番の冷え込みでした。
 公園の植え込みにもうっすらと霜が降りていました。

 愛宕山にもガスがかかって、幻想的でした。

 朝は、抜けるような秋の青空に、刷毛ではいたような雲が浮かんでいました。

 天高く、カメ?肥ゆる秋、ですね。(笑)これらのお菓子は、京都市立病院の売店で手に入ります。

 夜は、満月でしたが、残念ながらうっすら雲がかかって、おぼろ月夜でしたね。

 で、朝見た霜からの連想です。気管挿管した後で、食道挿管ではなく、確実に気管にチューブが気管に入っていることを確認するときは、たいてい聴診していると思います。でも、気管挿管できたかどうかは、蛇管をつないで最初のひと呼吸でほぼ判断できます。

 まず、吸気で胸が左右均等に挙上しているのを目視する。次に、呼気で挿管されたプラスチックチューブの内面が、曇るかどうかを目視することです。これが確認できたら、九割方気管挿管は成功しています。
 最近は、カプノメータなどのモニターにたよる先生が目立ち、案外、目で見る、耳で聞く、手で触れる、鼻でにおう、などといった五感で確かめることがおろそかにされているように感じます。